練馬駅近くの練馬文化センター(練馬区練馬1、TEL 03-3993-3311)で10月21日、「音楽の絵本~親子で楽しむクラシックコンサート~」が開催される。主催は練馬区文化振興協会。
クラシック音楽を子どもに楽しく伝えることを目的に、「動物の楽団」が演奏を行う同コンサート。今回は「オカピ」が指揮を務める金管五重奏「ズーラシアンブラス」と「うさぎ」四姉妹による弦楽四重奏「弦(つる)うさぎ」のステージを予定する。児童劇ともキャラクターショーとも違う独自の世界が話題を呼んでいる。
昨年は、ワークショップ型のイベントとして、小学生とプロが共演する参加型ミュージカル「赤い靴」を開催した同協会。今年は、同日開催される「練馬まつり」と協賛し、多くの親子に楽しめるよう鑑賞型のイベントを企画した。
「本格的な演奏はもちろん、見る人を楽しませる演出が凝っていて親子で楽しめるのでは。まつりと同日開催することで盛り上げたい」と同協会・文化事業係の奈良さん。
演奏予定曲目は、「ウィリアムテル序曲」「ボッケリーニのメヌエット」「愛の挨拶」「となりのトトロメドレー」「この素晴らしき世界」ほか。
開演は11時~、14時~(2回公演)。料金は各回2,000円(全席指定)。チケットは同協会(TEL 03-3948-9000)のほか、練馬文化センターと大泉学園ゆめりあホール窓口などで購入できる。
「練馬まつり」は練馬を代表する祭りの一つで、今年で35回目。練馬駅前の平成つつじ公園や練馬総合運動場とその周辺で開催される。100を超える模擬店のほか、各団体が参加しダンスや演奏などのパフォーマンスを披露する「練-1(ねりわん)グランプリ」も行われる。