暮らす・働く

練馬区内各所で震災総合訓練-光が丘では「防災フェスタ」も

訓練用、臨時区報を配布

訓練用、臨時区報を配布

  • 0

  •  

 練馬区内各所で1月26日、首都直下地震を想定した震災総合訓練が行われた。

長野県上田市から給水車も

[広告]

 練馬区は30年以内の発生確率が70%といわれている首都直下地震などの被害を最小限にするため、毎年、震災総合訓練を実施している。今回は、光が丘四季の香小学校(練馬区高松5)で「防災フェスタ」を、区内各地で避難拠点開設訓練や給水訓練などが行われた。

 区民が自由に参加・体験ができ、楽しみながら防災について学べる内容で開かれた同フェスタ。はしご車体験、起震車体験、初期消火訓練、煙体験、応急救護訓練の体験コーナーほか、区民ボランティアによる炊き出しコーナー、自衛隊・警察・消防署などの防災関係機関や東京ガス・東京電力などのライフライン機関による展示コーナーが設けられた。災害時応援協定を結ぶ長野県上田市からは給水車が参加した。

 この日は、8時30分に震源地を多摩地区とするマグニチュード7.3の直下型地震(区内の震度6弱)が発生した設定で訓練が行われ、会場には災害対策本部も設置された。訓練用の臨時区報が配られたほか、志村豊志郎区長も本部入りし被害状況について報告を受けた。

 志村区長は「行政の役割として『区民の安全を守る』これが第一、そして『命と財産を守る』これがわれわれの使命。これからも何度も訓練を実施し、本当の災害時に本当の活躍ができる体制をつくっていきたい」と述べた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース