練馬を中心に活動するヒーロー「ネクロマン」が「ご当地キャラ総選挙」に参戦する。

ふなっしーを倒す、ネクロマンとやなな

　全国のご当地キャラクター、ローカルヒーローの人気1位を百貨店の来店客らの投票で選ぶ同イベント。日本百貨店協会（東京都中央区）が業界のPR活動の一環として行うもので、テーマは「日本を元気に」。百貨店を取り巻く環境が厳しさを増す中、同イベントを通じて集客を狙う。

　投票は、全国を７地区に分け、3月20日から公式サイトで予備投票を行う。地区予選期間では各地区の上位3キャラ（関東は上位6キャラ）を選出。選出された24キャラは、5月から各地の百貨店を訪問して投票を呼び掛け、地区代表を目指して争う。8月に決勝大会を行い、1～3位のキャラがキャラバンを組み全国の百貨店を回ってPRする計画だ。

　2月26日に同協会で行われたイベント発表会には、ネクロマンのほか、新垣結衣さんとのCM共演で話題のふなっしー（千葉県）、メロン熊（北海道）、超神ネイガー（秋田県）、やなな（岐阜県）、せんとくん（奈良県）、すだちくん（徳島県）などが出席した。

　ネクロマンは「ふなっしーとは関東代表に一緒に選ばれたい。まずは、池袋の西武百貨店で選挙活動したい。応援よろしく」と投票を呼び掛ける。以前から、ふなっしーとの共演が多く、最近では「ふなっしーとはコンビですか？」と聞かれることも。「コンビというか、欽ちゃんと二郎さん的な存在」（ネクロマン）、「トムとジェリー的な存在」（ふなっしー）と、それぞれコメントする。

　3月10日には、松坂屋銀座店で行われるイベント「キャラクターたちが見た復興支援」にも参加するネクロマン。「今年は百貨店で見られる機会が増えるかも。ご当地キャラも百貨店も一緒に盛り上がりたい」と意気込む。