練馬区のコミュニティーバス「みどりバス」の南大泉ルートが3月16日、西武新宿線方面へ延伸する。運行便数、運賃に変更はない。
鉄道やバスなどの公共交通の利用が不便な地域の利便性の向上を図るため、現在6 路線で運行する同バス。南大泉ルートは、区内最大の公共交通空白地域である南大泉地域の改善を図るため、2011年12月、西武池袋線・保谷駅入口と西武車庫前の間で運行を開始した。
さらなる利用促進を図るため、区民からの要望が多かった西武新宿線方面への延伸に向けて関係機関との協議を進めていた同ルート。今回、西武新宿線・武蔵関駅南口を経由し、関町福祉園(練馬区関町南3)を結ぶ路線での運行を開始することになった。
延伸運行の開始を記念して、同バスと区の公式アニメキャラクター「ねり丸」をデザインした缶バッジを作成し、同日~24日に乗車した人に配布する。缶バッジは1000個で、無くなり次第終了。
区では「今後も地域の方々との検討などを進め、氷川台ルート(練馬北町車庫~氷川台駅~光が丘駅~練馬光が丘病院)を再編するなど、誰もが快適に移動できる交通環境の実現に向けて取り組んでいく」としている。
運賃は、大人=210円、子ども=110円など。運行便数は1日13往復、うち3往復は保谷駅入口~武蔵関駅南口で運行。時刻表は区ホームページで確認できる。