太平洋高気圧に覆われ各地で真夏日となった7月10日、練馬では今年一番の暑さとなる36.1度を記録した。
気温は朝から上昇し、気象庁によると12時17分の記録で今年最高の36.1度を記録した。昨日まで今年の最高気温は同7日に記録した35.7度だった。
毎年、気温の高い場所として紹介される練馬区。昨年アメダス観測所が移転したことで「気温が下がるかも」との声も上がっていたが、やはり練馬は気温が高かったようだ。過去10年間の最高気温は2004年7月20日に記録した39.5度。
練馬のアメダス観測所は武蔵大学・江古田キャンパス敷地内に設置されていたが、昨年12月に移転した。周辺に高層の建物が建った影響で風通しが悪くなり正確な観測が難しくなったことが移転の理由。移転先は日本銀行石神井運動場跡地(石神井台1)で、周囲に高層の建物が少なく緑地で風通しも悪くない。
区では、連日の猛暑にホームページで熱中症への注意を呼び掛けている。