練馬区内各所で11月11日~17日までの1週間、「練馬区介護週間」として介護に関する各種イベントが開催される。
11月11日の「介護の日」に合わせて実施する同イベント。会場は練馬区役所の1階アトリウムと地下多目的会議室のほか、練馬文化センター(練馬1)、生涯学習センター(豊玉北6)。
7日には、練馬文化センターでタレントの毒蝮三太夫さんらを講師に招き「健康長寿はつらつフェスティバル講演会」を開催。高齢者の健康づくりや自分らしく、若々しく活動的に生活していく方法について考える。開場は12時、開演は13時。先着順。
在宅療養の事例を交えた講演や区内の医療・介護関係者によるパネルディスカッションを行う「在宅療養シンポジウム」を開催するほか、介護ベッドや車いすなどの使い方を体験できる「福祉機器・住宅改修展示会」、紙おむつや防水シーツなどを特価で販売する「在庫品超特売市」も開催。来場者が介護に関する理解と認識を深められる企画なども実施する。
今年10月1日現在、練馬区の65歳以上の人口は約 14万7000人(全人口の 20.7%)。うち、要介護認定者は約2万8000 人で、これらの人の生活を支えるため、区は区内にある約800の介護事業者とともに介護サービスや介護予防事業の充実に努めている。同区の特色として、区内4カ所の高齢者相談センターの本所と24カ所の支所を設置する相談体制をとり、地域ごとにきめ細かに高齢者の介護、健康、福祉、医療に関するさまざまな支援を行っている。