練馬区役所 本庁舎2階通路で5月24日より、禁煙に成功した区職員4人と禁煙を支援した区職員1人の体験を取材・分析した「男たちの禁煙論」をパネル展示している。5月31日の「世界禁煙デー」と、6月1日~6日の「禁煙週間」に関する取り組みの一環。
たばこは喫煙者だけでなく、周囲にも受動喫煙として害を及ぼすことは広く知られている。そこで今回の展示は、たばこの害を訴える内容ではなく、取材に基づく禁煙体験を中心とした。パネルには、それぞれの禁煙をしたきっかけや方法、禁煙に成功した感想などのインタビューを掲載する。
パネルに掲載しきれなかったインタビュー内容を全て掲載した小冊子を300部作成し、展示場所で配布する。練馬区民の喫煙率は17.3%(2009年度)から15.2%(昨年度)と減少傾向にあり、「冊子を家族や友人と一緒に読んで、禁煙を話題とするきっかけにしてもらえば」と区担当者。6月6日まで(最終日は12時まで)。
区では6月1日から、妊婦と乳児(1歳未満)と同居する喫煙者に禁煙支援パンフレットと禁煙スタート券(6,000円、ニコチンパッチ2週間分に相当)を配布する。同券は練馬区薬剤師会の協力で、区内42の禁煙支援薬局での禁煙相談と禁煙補助剤購入の際に使える。