きたまち商店街(練馬区北町1~3)で11月13日、区立北町小学校の6年生約90人が職業体験を行った。
1999年から実施する同イベント。子どもたちがさまざまな職業に触れることで、夢や希望を持って将来の進路について考えられるようになることが狙い。
この日は、同商店街の約40店舗が協力。子どもたちは数人ずつに分かれて店舗に入り、接客や商品を棚に並べるなど店の仕事を手伝った。和菓子店で接客・販売を行った女子児童は、「最初はいらっしゃいませというのが緊張したけど、お客さんがいっぱい来てくれてうれしかったし、楽しかった」と笑顔で振り返った。
「地域やPTAの全面的な協力の下、実施しており、大変ありがたい。この体験を基に子どもたちの地域への愛情を育てていきたい。そして、子どもたちが夢や希望を持って将来を考えるきっかけになれば」と同校の石井友行校長。
同商店街は旧川越街道沿い(約600メートル)に連なる3つの商店街の中央に位置し、東側に北一商店街、西側にニュー北町商店街が隣接している。7月の阿波おどりをはじめ、打ち水大作戦や地域猫対策への協力など商店街の活性化に取り組んでいる。