多摩六都科学館(西東京市芝久保町5、TEL 042-469-6100)で現在、企画展「紙工作ミュージアム」が開催されている。
東久留米市にアトリエを構える紙工芸作家・ごとうけいさんの作品を展示する同展。パンダ、トラ、鳥、魚、恐竜、トカゲなどさまざまな動物のほか、植物、乗り物、レトロ家電など、すべて紙で作られた精巧な作品の数々を見ることができる。天井や壁にもディスプレーされ、見せ方も工夫されている。会場には2メートルを超え、天井に届くほど高いキリンの作品も展示されている。
ごとうけいさんは1971年宮城県生まれ、埼玉県育ち。多摩美術大学デザイン科卒業後、同大学副手として勤務し、1997年から「Kei Craft」として活動をはじめる。2008年に第59回全国カレンダー展「文部科学大臣賞」、ドイツ国際カレンダー展「銅賞」を受賞している。
関連イベントとして12月7日、来年のえと「ヒツジ」のペーパークラフトを作るワークショップを開く。講師はごとうけいさん、1日3回、定員は各回15人。材料費=200円。
開館時間9時30分~17時。入館料は大人=500円、小人=200円など。12月7日まで。