練馬区役所で12月11日、「みどりのカーテン」写真コンテストの表彰式が行われた。
同コンテストは、緑を増やす取り組みの一環としてこの夏、区民が自宅や事業所などで育てた「みどりのカーテン」の写真を募集したもの。
49作品の応募があり、9月2日~10月26日の展示期間中、区役所などを訪れた区民らが投票を行った。全237票の投票があり、1位~3位と「初めて部門」「花と実とみどりが素敵(すてき)部門」「アイディア賞」の各部門で計9人が受賞した。
1位を受賞した井口正一さんは「朝夕の水やりを気にしながら丹精こめて育てたゴーヤで、1位になれてとてもうれしい。妻と一緒に楽しみながら出来たのが何より」、2位の一杉重行さんは「日よけの役割はもちろんだが、収穫したゴーヤを町会の流しそうめん大会の具に提供して、地域の皆さんに喜んでもらえたのがうれしかった」と、それぞれ感想を述べた。
「みどりのカーテン」は、アサガオ、ヘチマ、ゴーヤなどのつる性の植物をネットなどに這(は)わせて作る自然のカーテン。遮光や目隠しのほか、植物の持つ蒸散作用により建物の温度や室内の気温が上がるのを防ぐ働きがあり、家庭の庭先やベランダでも簡単に設置できる。