西武鉄道は1月31日、「練馬高野台～大泉学園駅間高架化完了感謝イベント」を開催する。会場は同駅間の高架下の特設会場（石神井公園駅西口から大泉学園駅方向に徒歩約5分）。

　2007年度から東京都・練馬区と進めてきた同駅間の高架化が完了することを記念して実施する同イベント。工事は同24日終電車後に開始し、翌日初電車までに高架に切り替え完了する（当日の天候や運行状況で工事を行えない場合は、翌日に延期）。

　同イベントでの注目は高架化が完了するまで実際に電車が走行していた同駅間の仮上り線跡を往復で約400メートル歩くことができるミニウオーキング。15分おきに50人ずつスタートし、線路、枕木、砕石などが残る線路を約20分かけて歩く。参加者は安全のため同社が用意するヘルメット着用が必要で、「足元が不安定なため動きやすい靴、服装で」（同社広報担当者）と呼び掛ける。受け付けは9 時30分から（先着1000人まで）。

　そのほか、会場ではこれまでの工事内容を紹介するため、今回の連続立体交差事業の工事中の写真展示やビデオ上映、工事用作業車（軌陸車）や線路保守作業の実演なども行う。子ども向けに子ども用作業服での撮影会や同社キャラクターとの撮影会も予定。

　開催時間は9時30分～15時。入場無料。