味の素スタジアム・武蔵野の森公園(府中市朝日町3)で2月8日、中学生「東京駅伝」大会が行われ練馬区選抜チームが総合優勝を果たした。
同園の特設周回コースで行われた同大会は今回で6回目。23区・26市・1町から計50チームが参加し、男子は42.195キロメートル、女子は30キロメートルを走った。
この日、10時にスタートした女子の部は、1時間52分50秒で優勝。2位に26秒の差をつけての優勝だった。13時にスタートした男子の部では、2時間22分43秒で2位に入った。1位の八王子市チームとは2秒差で、最終ランナーが追い上げたもののわずかに及ばなかった。
男女とも好成績を収めた同区選抜チームは、男女合計4時間15分33秒で初の総合優勝を果たし、2位に51秒差をつける好記録だった。同区は第1回大会から参加しており、これまでは第1回と第3回大会の第4位が総合順位での最高位。
同大会は2009年度から、東京都教育委員会が中学生の健康増進や持久力をはじめとする体力向上、スポーツ振興、生徒の競技力向上を目的に開くもの、中学2年生以上で構成したチームが参加する区市町村対抗の駅伝競走。これまで、第2回大会は東日本大震災で、第5回大会は大雪でそれぞれ中止している。