「フィスコフットサルとしまえん」(練馬区向山3)で2月28日、世界最大級の5人制アマチュアサッカー大会「アットホーム F5WC JAPAN」の予選会が開かれた。
10チーム約70人が参加した同予選会。試合は全チーム総当たり戦で、上位チームによる決勝進出を決めるトーナメント戦を行った。予選は12分(インターバルなし)とあって、開始から白熱した試合展開となった。
会場には大会アンバサダーで元サッカー日本代表の前園真聖さんがサプライズで訪れ、「サッカーでアマチュア選手が日本代表になる機会はこの大会以外にない。日本代表という目標を目指せる事が一番の魅力、頑張ってドバイを目指して欲しい」とエールを送った。
一方で、「次回は自分も出場したい」という前園さん。「7人までエントリーできるメンバーには誰を誘う」という質問に対し、福西崇史さん、三浦淳宏さん、戸田和幸さん、さらに若くて動けるメンバーとして大学生を一人スカウト、キーパーには都築龍太さん、最後は中田英寿さんを選んだ。「試合を観戦して、これはハードなので動けるメンバーでないとだめ。これでドバイ目指して勝ちにいく」と意気込む。来年、前園さんのラブコールで、この豪華チームが結成するかも注目だ。
決勝は3月15日、同施設で開催する。決勝進出を決めた3チームのほか、各予選会で上位入賞したチームの全32チームが参加する。決勝当日は前園さんのほか、プロフリースタイルフットボールプレイヤーの徳田耕太郎さんも参加しスペシャルパフォーマンスを披露する。
「F5WC」は2013年にアラブ首長国連邦のドバイでスタートした16歳以上のアマチュア選手を対象とした世界最大のアマチュア5人制サッカー大会。世界各国で予選大会が開催され、各国の優勝チームが、国を代表してドバイで開催される世界大会に出場する。今回、日本は初参加し、初の日本代表を決定する。