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練馬の中華料理店が2周年-「気軽に立ち寄り、あだ名で呼んで」と店主

「中華惣菜 ねん」外観と佐々木稔昭さん

「中華惣菜 ねん」外観と佐々木稔昭さん

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 練馬の中華料理店「中華惣菜 ねん」(練馬区練馬1、TEL 080-3736-9009)が2月28日、オープン2周年を迎えた。

店内に飾られた漫画家らのサイン色紙

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 区内の老舗中華料理店「楼蘭(ロウラン)」(豊玉北5)で約24年勤めた佐々木稔昭さんが開業した同店。店舗面積は約5坪。席数は、カウンター3席、テーブル6席。「独立を考えていた時期に、毎日通る道でいいと思っていた物件が空いていたので、突発的に決めた」と佐々木さん。店名は妻・紫輔子さんのアドバイスで、稔昭さんのあだ名から名付けた。

 「一般的に中華料理は高価なイメージがあるが、当店は敷居を低く、多くの人に好かれ気軽に入ってもらえる店にしたかった」とも。佐々木さんが腕を振るった本格中華料理をリーズナブルな金額で提供する。次第に口コミなどで常連客も増え、漫画家も多く来店するように。同店周辺には中華店が少なく、近隣の年配者からは「以前は中華を食べに練馬駅方面まで歩き大変だったが、近所にできてよかった」との声も。

 人気メニューは、サンショウと唐辛子を効かせて揚げた「手羽サンショウ唐辛子」(640円)、しょうゆ味の「あんかけ焼きそば」(630円)、チンジャオロースと炒める「肉絲(ルースー)チャーハン」(980円)。男性には、黒にんにくを使った「黒チャーハン」(600円)が人気とも。

 そのほか、「黒酢の酢豚」(980円)、「エビチリ」(880円)、「かに玉」(780円)、「マーボー豆腐」(700円)などのほか、季節限定の料理、気まぐれ料理を提供する(メニューによっては量を少なくした小皿での提供も可)。各料理に追加で定食セット(ライス・スープ・小鉢、300円)も用意する。

 ドリンクメニューは、ビール中ビン(550円)、日本酒(450円~)、ワイン(ミニボトルサイズ、450円)、缶チューハイ(350円)など。

 すべてのメニューが持ち帰りできるほか、事前に連絡をすれば予算や好みに合わせた料理の相談にも応じる。「いろいろ相談してもらえればメニューにない料理も作るし、作り方のレクチャーも行う」と佐々木さん。

 2周年に当たり、「中華店だが中華店っぽくないアットホームな雰囲気で、これからも皆さまに笑顔になってもらえる店を目指したい」と意気込む。「自分のことを『マスター』と呼ぶ人もいるが、気軽に『ねんちゃん』『ねんさん』と呼んでほしい」とも。

 営業時間は12時~22時(土曜は18時までの場合あり)。月曜定休。

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