練馬区内の商店約100店舗で6月1日より、「まちゼミねりま」が開かれる。
商店店主が講師となり、プロならではの専門知識・技法を伝える少人数制の講座を実施する「まちゼミ」。各講座は60分~90分程度で、酒屋によるワイン講座や和菓子店による和菓子作り体験など、商店ならではの講座が特徴。
同イベントは昨年、練馬区商店街連合会の若手メンバーが中心となり、まちゼミ発祥の地、愛知県岡崎市の岡崎まちゼミの会代表の松井洋一郎さんの協力のもと初開催した。店主などからまた開きたいとの声が上がり、今年度は春と冬の2回実施し、約100店舗で行う。
開催講座は昨年の55種から95種に拡大し、5つのテーマを設ける。「きれい」のテーマでは、美容室が教える「リフトアップ」「スタイリング法」、呉服店が教える「浴衣の着方」、クリーニング店が教える「衣類のお手入れ法」など。「健康」のテーマでは、靴店が教える「靴の選び方講座」、接骨院が教える「テーピング法」、歯医者が教える「お口の健康法」など。「つくる」のテーマでは、花屋で「フラワーアレンジメント」、レストランで「刺しゅうのペンケース作り」、雑貨店で「ミニチュア絵本作り」など。「まなぶ」のテーマでは、不動産屋が教える「空き家の活用方法」、酒屋が教える「日本酒、ワインの知識」、布団店が教える「布団の水洗い方法」、ペットショップが教える「世界の犬事情」など。「食べる」のテーマでは、とんかつ屋が教える「おいしいとんかつの作り方」、パン店で「パン作り」、そば店で「手打ちそば体験」など。
受講無料(材料費除く)。申し込みは5月25日から、受講会場となる各店舗が電話で受け付ける。6月30日まで。