西武鉄道が6月9日、「台湾鉄路」（台湾・台北市）と共同で「台湾鉄路×西武鉄道 姉妹鉄道協定締結 記念乗車券」を限定発売する。

　同商品は、日本・台湾の地域社会発展と両社の事業発展を目的に今年3月14日に締結した姉妹鉄道協定を記念し、両社で使える硬券（こうけん）乗車券6枚をセットにして販売するもの。日本と台湾で使える乗車券セットの発売は日本初という。

　中面にはそれぞれ沿線の観光地や主な車両を紹介。同社広報担当者は「興味を持っていただくだけでなく、多くのお客さまに鉄道の旅を楽しんでもらいたい」と話す。

　有効区間は、西武鉄道乗車券が本川越駅から180 円区間、西武球場前駅から150 円区間、西武秩父駅から180 円区間。台湾鉄路乗車券は台北から桃園＝42元、高雄から潮州＝53元、花蓮から鳳林＝47元。

　価格は1セット1,000 円（1人3セットまで）。同7 日に開催する「西武・電車フェスタ2015 in 武蔵丘車両検修場」（埼玉県日高市）で先行発売するほか、同9日、台湾でも一般発売する。