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石神井で練馬産ブドウの食味検討会 今年は糖度高め

食味検討会の様子

食味検討会の様子

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 JA東京あおば石神井支店(練馬区石神井町5)で8月12日、練馬産ブドウの食味検討会が開かれた。主催はJA東京あおば「城北ぶどう研究会」。

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 練馬は、練馬大根やキャベツの生産で知られているが、ブドウ栽培も行われており、栽培面積・収穫量とも都内で最大級。同会は今年収穫したブドウの出来栄えを確認し、出荷時期を見極めるために実施。今年は会員農家のうち17軒が自慢のブドウ14種類41品を持ち寄った。

 房(ふさ)の重量、色合い、粒の重量、形、糖度、酸度の6項目を測定し、その後、実際に食味を確かめる流れで行われた。今回は黒ブドウの「高尾」「藤稔(ふじみのり)」の出品が多く、両種合わせて23品が並んだほか、赤ブドウの「竜宝(りゅうほう)」、緑ブドウの「ハニービーナス」なども出品された。測定では、誰もが「甘い」と感じる糖度18度を超えたものが19品、うち6品は20度を超えた。参加した農家は「今年は猛暑による高温障害で色など、いまいちのものがあるが、糖度が高くていいブドウだ」と話していた。

 当日は前川燿男(あきお)区長も出席し、「品質の良いブドウの食味に参加できて良かった。これからも質の高いブドウを作り続けてほしい」と語った。

 今回、出品されたブドウは成熟の度合いによって、順次各農家の直売所などで販売する。

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