としまえん(練馬区向山3)に11月、日本国内で3台目となるソーラー充電スタンド 「シティチャージ」 が設置された。
太陽光パネルで発電した電気でスマートフォンなどが充電できる同装置。蓄電池を搭載し、夜間や雨天時でも充電でき、災害時には非常用電源としても活用できる。
同事業は東京都環境公社と設置事業者であるシャープが連携して推進する日本初の取り組み。国内では現在、東京タワー、虎ノ門ヒルズに設置している。太陽光発電を身近に感じることができるほか、外国人旅行者への「おもてなし」演出などを目的としている。
高さは約3.8メートル、太陽光パネル幅は約2.5メートル。転倒防止など安全を最優先した設計でスタイリッシュなデザインが特徴。蓄電池の容量は1人当たりの利用時間は15分換算で60人分相当。LED照明も搭載しており夜間照明として活用するほか、ピクトグラム(絵文字)を導入し、外国人利用者でも使いやすいよう配慮している。
「園内での利用者は多い」と広報担当者。「充電中は放置できず、周りにベンチを用意しており、見守りながらお客さま自身で管理していただく」とも。
営業日・時間はウェブサイトで確認できる。入園料は大人=1,000円、子ども=500円