練馬区公式アニメキャラクターの「ねり丸」が12月22日、順天堂大学医学部付属練馬病院(練馬区高野台3)の小児科病棟に登場した。
同病院では、入院している子どもたちを元気づけようと毎年、クリスマスにあわせて小児科の医師やスタッフがサンタやトナカイの格好をしてプレゼントを渡している。ねり丸は病院スタッフと一緒に小児病棟を回り、イベントの盛り上げに一役買っていた。
突然訪れた「ねり丸」に、子どもたちからは「ねり丸かわいい」「ねり丸に会えてうれしい」などと話し掛けていた。子どもたちには病院職員の直筆メッセージカードとプレゼントとしてねり丸グッズが手渡された。
この日、小児科病棟に入院していた山本信元(しんげん)くんは、ねり丸と一緒に記念写真におさまり、ねり丸との触れ合いを楽しんでいた。信元くんの母親は「入院が決まり親としても不安な気持ちがあったが、皆さんの心遣いにとても勇気づけられた。心温まるイベントを企画していただき、感謝の気持ちでいっぱい」と話していた。
「やむを得ずクリスマスを病院で過ごしている子どもたちに、少しでも笑顔になってほしいと行っているイベント。昨年に引き続き、ねり丸が登場してくれて、一層盛り上がった」と病院担当者。
ねり丸は今月25日、練馬光が丘病院(光が丘2)も訪問する予定。