コンタクトレンズの製造販売を行う株式会社シード(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐藤 隆郎)は、2026年5月1日(金)、鴻巣研究所にて大規模災害発生時の迅速な避難を目的とした、鴻巣研究所全体避難訓練を実施しました。

避難場所で集合する従業員
点呼・報告をする様子

コメントをするBCP担当者
研究棟から避難する従業員
全国各地で震度5強の地震が相次ぎ、防災への意識がひと際高まる中、当社でも多くの従業員が勤務する鴻巣研究所にて、地域の防災意識向上に向けた取り組みの一環として全体避難訓練を実施しました。
当社は、部署横断的にBCPプロジェクトを設置し、これまでにも防災対策として、定期的に一部従業員を対象とした一斉徒歩帰宅訓練の実施、従業員全員に対する安否確認訓練や防災に関する情報提供などを行っています。
今回の訓練では、当社では初めて24時間体制で稼働している工場の操業を一時停止し、工場内のクリーンルーム勤務者も実際の避難ルートを用いて、安全確保のための避難行動を実践しました。当日の参加者は、当社従業員541人に加え、食堂スタッフ、隣接する保育・児童施設 「ふくろうの森」の保育士と園児(5歳児)など、外部施設の対象者24人を含めた大規模な避難訓練となりました。
【概要】
名称:鴻巣研究所全体避難訓練
訓練内容:1.地震発生の緊急放送 2.避難開始のアナウンス 3.消防署への通報 4.避難 5.点呼と報告
日時:2026年5月1日(金)15:00
場所:鴻巣研究所(埼玉県鴻巣市袋1030番7)
参加人数:541人(当社従業員、食堂・保育園関係者など)
主催部署:鴻巣総務部・BCPプロジェクト
協力機関:埼玉県央広域消防本部吹上分署
【当日の様子】
本訓練は、大規模地震に伴う工場内での火災発生と研究棟における化学物質漏えいを想定して実施しました。地震発生の緊急放送に続き、避難開始のアナウンスが流れると、各勤務場所でヘルメットを着用した従業員が指定の避難場所に集合し、その後、各部門の責任者を中心に点呼と報告を行いました。併せて、避難開始と同時に消防署への通報訓練も実施しました。
当初、最終避難場所は屋外を予定していましたが、天候不順のため、従業員は屋内の避難場所2カ所へそれぞれ避難しました。

集合場所の様子1.
集合場所の様子2.
【参加者のコメント】
◆これまでも避難訓練に参加してきましたが、これほど大規模な訓練は初めてでした。避難経路での混雑が心配でしたが、スムーズに完了できてほっとしています。今回は悪天候のため屋内での訓練となりましたが、防災意識を高める観点からも、今後も定期的な訓練の実施を期待しています。
◆天候の影響で屋内での集合となりましたが、全従業員参加の訓練により、鴻巣研究所内に勤務する従業員の規模をあらためて認識できました。また、この訓練を通じて、防災・災害対策への備えの重要性をあらためて実感し、継続的な対策強化の必要性を感じています。
【BCP担当者のコメント】24時間操業の工場を一斉に停止し、全従業員が避難訓練を行うことは容易ではありませんが、新棟である4号棟の操業開始に伴う工場内の従業員増加も踏まえ、今回、当社として初めて全体での避難訓練を実施しました。
当社は高度管理医療機器メーカーであり、製造現場がクリーンルームであるため、避難経路が限られています。そのため、従業員には、火災や停電時に備えて、最短経路だけでなく複数の避難経路を把握してもらう必要があります。さらに、鴻巣研究所では技能実習生や障がい者雇用の方々など、多様な従業員が勤務していることから、実際に訓練へ参加することで、安全な避難方法を身につけてもらうことを目的としました。
今回は天候不順のため屋内での訓練となり、実際の屋外避難までは実施できませんでしたが、初めての全体訓練としては、避難開始から点呼完了まで、想定していたよりもスムーズに実施することができました。訓練を通じて、全体避難時に懸念される課題も明らかになったため、今後はより実際の状況に近い形での訓練を目指していきたいと考えています。
また、工場はシフト勤務のため、今回参加できなかった従業員もいます。全従業員の防災意識向上と対応力強化に向けて、全体訓練を今後も定期的に開催していく予定です。

DX推進部 部長 海津 雅彦




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