都立城北中央公園都民の森(氷川台1)で5月21日、「練馬区総合水防訓練」が行われる。
これから迎える梅雨や台風のシーズンに備え、災害対応力向上を図ることを目的に行う同訓練。訓練を通じて、各防災関係機関や参加団体同士の連携を強化し、迅速かつ確実な災害対応の強化を図る。当日は、区民や防災関係機関など約1000人が参加する予定。
訓練内容は土のう積みなどの浸水防止工法訓練、浸水箇所から可搬ポンプでの排水訓練、石神井川の増水により家屋が流され河川内に取り残された人の救助など、実践さながらの訓練が行うという。今回は、普段なじみの薄い水防活動をより身近に感じてもらうため、見学者が訓練の様子をより近くで見られるようコンパクトにまとめる。
会場には、起震車を用意し、熊本地震と同じ震度7を体感するコーナー、はしご車の搭乗、子どもレスキュー体験、白バイの展示、ミニ防火衣の着用、防災関係機関によるブースなど、楽しみながら防災について学べる企画も用意する。
開催時間は10時~12時。入場無料。