練馬区各地で7月に入り、ブルーベリーの摘み取りが楽しめる「練馬区ブルーベリー観光農園」が続々と開園している。
「農のある練馬区」の魅力を広く周知することと区内の農業を元気にすることを目的に、区はJA東京あおばと協力して2005年度から農園の整備を支援してきた。年々数が増え、今年は27カ所が農園を開放する。
ブルーベリーの生育によく適しているという酸性の土壌「関東ローム層」の影響や、ブルーベリー栽培がほかの作物より農薬の使用を抑えらえることから、「農地と住宅地が混在する地域でも、周辺の環境に優しく、安全にブルーベリーを栽培できる」(同区)と説明する。
JA東京あおばは27日、PRイベントとしてブルーベリー即売会を開催。会場は「総合園芸センター ふれあいの里」(桜台3)、「石神井公園支店」(石神井町3)、「ファーマーズショップ こぐれ村」(大泉学園町2)の3カ所。「ふれあいの里」限定企画として、ママさんベリーダンスチーム「熟☆ベリーズ」によるダンスパフォーマンスも予定する。
農園情報を掲載した「練馬区ブルーベリー観光農園紹介冊子」は、各ブルーベリー観光農園、区民事務所(練馬を除く)、出張所、練馬区観光案内所(練馬駅地下1階)、都市農業課(区役所本庁舎9階)などで配布するほか、ホームページでもPDFをダウンロードできる。
摘み取り料は200円(100グラム、全園統一)。パック販売は300円(100グラム)。ブルーベリーがなくなり次第終了。