石神井公園ふるさと文化館(練馬区石神井町5、TEL 03-3996-4060)で1月19日より、特別展「鉄腕アトム放送50周年記念 アトムが飛んだ日」が開催される。
漫画、アニメーション界の巨匠、手塚治虫さんの代表作「鉄腕アトム」のテレビアニメ放送開始から50周年を迎える今年。同館ではこれを記念した特別展を開催し、「鉄腕アトム」の原作漫画の直筆原稿やセル画などの貴重な資料約120点を展示する。
関連イベントとして、手塚さんの長男でヴィジュアリストの手塚眞さんによる講演会「アトムがアニメになった日」(2月17日)、アニメーション 原作・監督の高橋良輔さんによる講演会「虫プロから始まったアニメ人生」(3月3日)を予定。聴講無料(事前申し込みが必要)。申し込みは電話で受け付ける。詳しくは同館ホームページで確認できる。
手塚さんは1961(昭和36)年、練馬区富士見台でアニメーション制作会社虫プロダクションを設立。「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」など、ヒューマニズムと未来への夢があふれる作品を次々と発表。1963(昭和38)年放送開始の「鉄腕アトム」は国産初の30分テレビアニメシリーズ。当時、実現不可能とされていた連続アニメ放送に成功し、日本のテレビアニメ制作に多大な影響を及ぼした。
開館時間は9時~18時。月曜休館(祝日の場合は火曜休館)。観覧料は一般300円ほか。3月24日まで。