練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」が1月28日、練馬区役所本庁舎20階の展望ロビーのコンシェルジュに任命された。併せて同所には、景色を案内する各種案内板や、ねり丸と一緒に記念撮影できるスポットが新たに設置された。
展望ロビーは地上約80メートルの高さで、富士山や東京スカイツリーの眺望が楽しめるほか、条件が合えばダイヤモンド富士を見ることができる穴場のビューポイントとして知られている。来庁者は自由に入場でき、展望レストランも併設されていることから、今回のリニューアルで「ねり丸」を活用し、区内外に穴場スポットをPRする。
ねり丸はロビー内の各種案内板や富士山を案内するiPadの画面に登場し、コメント付きで景色を案内する。FRP(繊維強化プラスチック)製で、高さ約170センチ(台座含む)の「ねり丸」の立像も新たに設置したほか、ロビーから見える富士山やスカイツリー、副都心の景色をパネル化したものを壁一面に貼り、記念撮影を楽しむことができる。
利用時間は9時~21時30分。閉庁日は毎月第4日曜日と12月29日~1月3日。入場無料。
2011年3月に誕生した「ねり丸」は、公式ツイッターでのつぶやきや短編アニメーションの公開などにより区内外で着実にファンを増やしており、「ゆるキャラグランプリ2012」では23区の自治体キャラクターの中でトップという好成績だった。イベント出演も増え、グッズ発売も好調。区では「キャラクターのパワーで地域をさらに活性化していきたい」という。