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東大泉「関口さんちの完熟いちご」が発泡酒に-地元酒販店が企画販売

「苺一会(いちごいちえ)」として店頭販売

「苺一会(いちごいちえ)」として店頭販売

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 大泉学園駅近くの酒販店「三又(さんまた)酒店」(練馬区東大泉1、TEL 03-3922-5013)は3月23日、「関口さんちの完熟いちご」を使った発泡酒「苺一会(いちごいちえ)」を販売した。

ラベルは常連客によるデザイン

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 東大泉にある都内最大のイチゴ園「関口いちごファーム」(練馬区東大泉7)で収穫されたとちおとめを使った同酒。同園のイチゴは「関口さんちの完熟いちご」として知られ、園内の販売所に並ぶと午前中には完売する人気ぶり。

 「話には聞いていたけれど、自分も食べたことはなかった」と店主の比留間安邦さん。「子どもを保育園に送るようになってから、同園近くを朝早く通るようになり初めて買うことができた」と振り返る。

 ちょうどオリジナル商品を考えていた時期で、「関口さんのイチゴを使ったビールはどうだろう」と思い立ち、相談したところ快諾されたという。「地元なのでもともと知り合いではあるが、とんとん拍子に話が進み商品化できた」とも。

 製造は取引のある新潟の地ビールメーカー「新潟麦酒」(新潟市)に依頼。約7キロのイチゴを使い限定300本生産した。商品名はツイッターで募集し、ラベルも同店の常連客がデザインした。

 味わいは「少し甘みとコクがあり、後からきれいなイチゴの香りが鼻を抜ける。とちおとめらしい香りがうまく出せている」と説明する。試作品を飲んだ関口さんも「イチゴの香りがしますね」と驚いていたという。

 「季節感を大事にし、春限定のみの扱いとした」といい、収穫時期に完売した場合は、再生産を予定する。価格は470円。

 営業時間は10時~20時(日曜・祝日は11時~19時)。

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