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西武鉄道、アニメ「あの花」劇場版公開でスタンプラリー、駅Wi-Fi初活用

劇場版ビジュアル 旧秩父橋   © ANOHANA PROJECT

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 西武鉄道は5月17日、秩父を舞台にした青春アニメーションの名シーンを巡るスタンプラリー型OtoOキャンペーンを展開すると発表した。

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 8月31日に公開される映画「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の劇場公開に合わせて期間限定で展開する同キャンペーン。全駅(小竹向原駅を除く91駅)に整備されたWi-Fi環境を初活用し、「スマートフォンによる遊び心満載のユーザー参加型キャンペーン」(同社)と説明する。OtoOは、オンライン・トゥー・オフラインの略。インターネット上のつながりをきっかけに、リアル(現実)の世界へ送客・流入させる手法。

 参加の度合いや参加者総数に応じて賞品が豪華になるソーシャル性が特徴で、スマートフォンなどを通じて秩父エリアをはじめ西武線沿線の魅力を伝達する仕組みを活用。沿線だけではなく沿線外に住む人との間にも新たな接点をつくり、沿線の価値向上を目指す。

 「秩父に実際に来訪される方はもちろんのこと、遠隔地にお住まいで秩父エリアに来訪できない方も、本キャンペーンにスマートフォンなどからバーチャルに参加していただき、秩父エリアを知っていただく仕組みを構築・実施する」と同社広報担当。

 同作は、2011年4月~6月までフジテレビの深夜アニメ放送枠「ノイタミナ」で放送された「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の劇場版。秩父を舞台設定のモデルとし、実在する風景や建物がたびたび登場する青春ストーリー。今夏、全国64館で公開を予定する。劇中では同社の電車や駅なども登場する。

 同キャンペーンの詳しい実施内容・詳細は7月に発表予定としている。

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