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練馬大根が学校給食のメニューに、引っこ抜き大会で収穫された4千本使い

給食の様子

給食の様子

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 練馬区立小中学校99校で12月2日、練馬大根を使った学校給食が提供された。練馬大根は、区とJA東京あおばが協力し、学校給食用として育てたもの。

細くて長い練馬大根

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 伝統の江戸東京野菜で、貴重な練馬大根を子どもたちに味わってもらおうと企画されたもので、この日使用した大根は、同1日に開催された「練馬大根引っこ抜き競技大会」で収穫された練馬大根。約4500本のうち、約4000本が区内各校に提供された。

 光が丘四季の香小学校では、練馬大根の大根おろしをパスタに絡め、和風の味付けをした「練馬スパゲティ」が給食として出された。子どもたちは口々に「いつもの大根と違う」「おいしい」と言いながら、地元の野菜を笑顔で味わう様子が見られた。

 4年生の今地大貴くんは「今まで大根おろしはあまり好きではなかったけれど、地元のものなので興味を持って食べたらおいしかった。お代わりをするくらい大根が好きになった」と話した。

 「練馬スパゲティ」は、毎年大人気の練馬大根メニューで、全区立小中学校の約半数が練馬大根の調理方法として採用している。ほかにも「麻婆大根」など、毎年各校ごとに趣向を凝らした自慢のメニューが提供される。

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