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練馬区立美術館でコレクション展-1955~70年、大沢昌助を中心に展示

大沢昌助「人物の構図」 1956 年油彩・カンバス 80×65センチ

大沢昌助「人物の構図」 1956 年油彩・カンバス 80×65センチ

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 練馬区立美術館(練馬区貫井1、TEL 03-3577-1821)で現在、「練馬区立美術館コレクション展 シリーズ時代と美術2」が開催されている。

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 同館開館30周年に向け、4回にわたり同館のコレクションを展示する同展。同館が所蔵する約3200点(寄託含む)の作品は、近現代の日本の作家を中心に収集されてきた。同シリーズでは、作品や作家を単体で眺めるのではなく、それぞれが時代の中でどのような位置を示してきたのかという視点で展開する。

 第2回となる今回は、1955(昭和30)~70(同45)年に焦点を当てる。東京オリンピックや大阪万博に向けた経済的・文化的機運が高まる反面、公害問題や安保闘争など明るさだけではない高度経済成長期の日本を、大沢昌助を中心に、岡本唐貴、小野具定、白髪一雄、高山良策、中村宏らの作品約40点から眺める試み。

 同館は1985(昭和60)年10月に開館し、今年で29年目。日本の近現代美術を中心に、斬新な視点・切り口で開館以来160回を超える企画展を開催している。

 開館時間は10時~18時。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。入場無料。7月13日まで。

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