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練馬の小学校で「夏休み居場所づくり」モデル事業-実施校拡大

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 練馬区は7月22日から、区立小学校6校で夏休み期間中の子どもたちの居場所づくりとして、「夏休み居場所づくり」のモデル事業を実施している。

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 同事業は、夏の猛暑の中で大人のスタッフの見守りがあり、安全で安心して過ごせる居場所として機能するもの。学童クラブの入会待機児童や共働き家庭などで子どもだけで昼食を食べる児童の孤食対策としても有効という。昨年実施した小学校の保護者アンケートでは「今後も続けてほしい」などの声も多く満足度は高かったという。

 今年は、小学校を6校に拡大して実施(昨年は3校)。実施する学校は、豊玉小学校(練馬区豊玉中4)、田柄第二小学校(田柄1)、向山小学校(向山2)、高松小学校(高松3)、石神井台小学校(石神井台8)、大泉北小学校(大泉町4)。

 学校では大人のスタッフが登室した子どもたちにあいさつと声掛けを行い、名札を渡した後、子どもたちの見守りを行う。宿題をする子どもやプール教室に参加する子ども、友達との会話に夢中の子ども、本を読む子どもなど過ごし方はさまざまで、昼食はひろば室に集まって、皆で持参した弁当を食べる。午後も校庭開放の時間に遊んだり自由に過ごしたりして夕方帰宅する。実施主体は、各校に併設の学童クラブ運営事業者(大泉北小学校は学校応援団)。

 開設時間は9時~17時。参加無料。8月29日まで(土曜・日曜・祝日を除く、豊玉小学校は同28日まで)。区では、事業の成果を踏まえて全児童を対象とした新たな放課後児童対策の検討を進める予定。

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