西武鉄道の「妖怪ウォッチ」ラッピング電車が夏休み中の親子から人気を集めている。
同車両は、同社が7月19日から行っている「妖怪ウォッチスタンプラリー」と同時に運行を開始したもの。開始後からスタンプラリーには行列ができ景品が品切れになったほか、同車両に乗車するため多くの親子が集まり、今夏の西武鉄道は妖怪ウォッチ現象が起こった。
同作のキャラクターがヘッドマークと側面にラッピングされているほか、車内の窓部には1車両につき23 体の妖怪とレジェンド妖怪1体の計24 体の妖怪ステッカーが貼られている。レジェンド妖怪は1号車から8号車まで異なる妖怪となっており、写真を撮りながら車内を移動する子どもも。
練馬駅や石神井公園駅など乗り換えで停車時間が増える駅では同車両との記念撮影に集中する親子も多くなっているが、同社広報担当者は「ほかのお客さまなど周りにも注意しながら、皆で安全に楽しく記念撮影するようにしていただければ」と注意を呼び掛けている。
同車両の運行情報は同社ホームページで毎日紹介している。当初、運行情報は発表していなかったが、あまりにも問い合わせが多すぎ、こうした対応を行っているという。
運行は8月31日まで。延長の予定はない。