としまえん(練馬区向山3)で1月12日、練馬区の成人式「成人の日のつどい」が開かれた。
同区で新成人を迎えたのは約7200人。昨年よりも500人増えた(前年を上回るのは9年ぶり)。会場では、色とりどりの晴れ着やスーツ姿の新成人が久しぶりに顔を合わせた友人と記念写真を撮影したり、談笑したりするなど華やいだ。
式典では前川燿男区長が「人生はいろいろあるがいいものだと思う。若い皆さんが青春の特権を行使して大いに迷い、自立して豊かで手ごたえのある人生を切り開くことを祈念する」と新成人へ激励の言葉を贈った。
これを受け、新成人代表の菊間優希さんは「この10年間練馬区のジュニアリーダー養成講座を受講しながら、ボランティア活動を行ってきた。子どもたちにもボランティア活動に関わってもらうことで練馬をよりよい街にすることが私の夢。子どもたちの見本となり、憧れを抱かれる大人になりたい」、今関京太さんは「大学で学校の教員になることを目指して勉強している。すべての人に感謝を忘れることなく自分を見失しなわず、若者らしく1日1日を大切にしながら社会に貢献したい」とそれぞれ抱負を述べた。
その後、新成人のスタッフが企画・運営したアトラクションが行われたほか、5年後の自分に手紙を書く「タイムポスト」や「恩師からのメッセージ」など、さまざまなコーナーでにぎわいを見せた。
式典後は、振り袖姿の女性も含め多くの新成人が園内のジェットコースターなどのアトラクションを楽しんだ。