大泉学園ゆめりあホール(練馬区東大泉1)で2月7日、朗読・音楽劇「黒いきつねとカゲミの木」公演が行われる。
同作品は、練馬を歌うシンガー・ソングライター谷修(たにしゅう)さんが昨年、被災支援イベントとして宮城県・亘理町で開催した「亘理忍者まつり」で上演したもの。東京での再演は今回が初めて。
同町を舞台にしたおとぎ話で、同町の地名やエピソードがふんだんに盛り込まれた完全オリジナルストーリー。作・演出は演劇パフォーマンスユニット「ベニバラ兎(うさぎ)団」所属で、同町の被災支援を一緒に活動する飯田南織さん。音楽は谷修さんが担当。
「再演なんて考えもしていなかったが、それだけ反響が大きく、東京の皆さんにもぜひ見ていただきたい」(谷修さん)と来場を呼び掛ける。
18時開場、18時30分開演。料金は大人=3,000円、中学生以下=500円。
阪神・淡路大震災で被災した谷修さんは、東日本大震災の被災支援で同町を訪れ、以来20回以上訪問。現地で歌を歌ったり、寄付で集めたテニスラケットを持って子どもたちとテニスをしたりするなど、さまざまな支援活動を続けている。