練馬区高松にある区の事業用の畑(練馬区高松1)で3月14日、「練馬区農の学校」の開校式が開かれる。
農の学校はプロの農家が指導役となり、体験を通じて区民の中から都市農業を支える人材を育て、その人たちが活躍する場を提供する拠点をつくることを目的に開校。本年度の事業は「農とのふれあい・体験コース(春夏)」「初級コース(春夏)」「中級コース1」の3コースで構成する。
「農とのふれあい・体験コース」は子どもを含む家族が参加し、野菜の作付けや収穫体験を通じて農と触れ合う楽しさを学ぶ。「初級コース」「中級コース1」では、農家の支え手として必要な技術を学ぶことができ、修了後は「ねりま農サポーター」の認定が受けられる。農の学校では、同サポーターと区内農家とのマッチングや仲介などのコーディネートを行う。
当日は各コースから約40人が式に参加する予定で、植樹式やオリエンテーションを行う。
上記の3コースの募集は既に終了しているが、6月ごろには「農とのふれあい・体験コース(秋冬)」「初級コース(秋冬)」の募集を予定する。