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練馬で「野菜ウォークラリー」開催へ 区内の畑を巡り旬の野菜収穫

大きな大根を収穫した子ども

大きな大根を収穫した子ども

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 練馬区関町南・立野町の畑で6月27日、区内の農家と交流しながら農作物を収穫する「野菜ウォークラリー」が開催され、親子連れなど36組100人が参加した。

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 23区で農地面積が最も広い練馬区が、農家とのふれあいを通して都市農業への理解を深めてもらおうと、JA東京 あおばと区内農家の協力で1990年に始めた同イベント。身近な畑で新鮮な野菜収穫を体験できると好評で、毎回多数の応募が集まる人気イベントとなっている。

 「新鮮な練馬産野菜のおいしさを家庭の食卓で味わってもらい、生産者との交流と収穫体験を通じて都市農地の大切さを知ってもらいたい」と区の担当者。

 この日、参加者は地元を散策しながら2カ所の畑を訪れ、農家の人から収穫の仕方を教わった後、枝豆、ニンジン、トウモロコシ、じゃがいも、青首大根など旬の野菜の観察と収穫を楽しんだ。

 トウモロコシ畑に初めて来たという参加者も多く、自分の身長よりも高い位置にあるトウモロコシに驚く子どもや、「面白い形のニンジンが土から出てきてびっくりしたけどうれしい。どうやって食べようかな」と笑顔で話す子どもの姿もあった。

 農家の尾崎勝美さんは「野菜は鮮度が大切。採ったばかりのトウモロコシは生で食べられる」と話し、その場で食べた参加者からは「初めて生のトウモロコシを食べた。とても甘くておいしい」と話していた。

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