ドーニカ(練馬区練馬1)が7月24日、フリーマガジン「ネリクリ」5号を発行した。漫画「ど根性ガエル」の原作者・吉沢やすみさんが表紙を飾っている。
アニメ関連の制作会社が多く存在し、漫画家やさまざまなクリエーターが暮らす街として知られる練馬区を応援し、人とのつながりを紹介する同冊子。
今回は特集として、練馬区在住の吉沢さんのインタビューを掲載している。同作誕生秘話やその後スランプになりどん底の人生を経験した話、家族との話など、さまざまなエピソードを掲載している。
同作45周年となる今年、日本テレビ系で初の実写化が実現。漫画の世界から16年後の世界を描く同ドラマでは、ひろし役に松山ケンイチさん、ぴょん吉の声役に満島ひかりさんを起用したことも話題となっている。
漫画家の田中圭一さんが対談エピソードを明かすウェブコンテンツ「ペンと箸 -漫画家の好物-」では、「ど根性ガエル」の吉沢さんのエピソードが泣けると話題になったほか、吉沢さんの長女で漫画家の大月悠祐子さんが家庭崩壊の過去を描いた「ど根性ガエルの娘」(週刊アスキー)が新連載されるなど再びブームを起こしている。練馬区内でも区ゆかりのアニメキャラクターを描いた駅前観光案内板で、石神井公園にど根性ガエルが採用されている。
同冊子は、ココネリ(練馬1)、T・ジョイ大泉(東大泉2)、練馬区立美術館(貫井1)のほか、区施設、区内の飲食店などで配布している。