江古田駅近くのカフェ「桜と月のみつるぎカフェ」(練馬区旭丘1)で現在、大雨被害を受けた茨城県常総市の援助を目的とした「チャリティー タロットリーディング」を開いている。
タロットを行うのは同店で毎週木曜にタロット占いを行っている武村貴世子さん。武村さんの本業はラジオDJ。ラジオ番組、MC、ナレーション、声優養成所の講師など幅広く活動するほか、国連UNHCR協会の広報委員も務める。
武村さんがタロットを始めたのは1997年、路上のタロット占い師に出会ったことがきっかけ。占い師の予想通りラジオのオーディションに受かったことで興味を持ったという。人を占うことはほとんどなかったが、東日本大震災をきっかけに友達や知人を中心に見るようになった。「当時は多くの人が心のバランスが悪かった時期だったので、タロットを通じて心のコミュニケーションができればと始めた」と武村さん。
同店を間借りすることで一般の人も占うようになった。今年4月に大地震が発生したネパールや難民支援など普段からもチャリティータロットは行っており、今回は大雨被害を受けた同市の支援を始めた。同市の支援は、FM-FUJIの戦後70年特別番組で知り合った都内で活動するインディーズバンド「ライナートーン」の五木田智秋さんの地元で、「彼が現在地元のために活動し、深刻な状態であることを知ったため」と話す。
チャリティータロットは1回500円。1枚のカードを引いて占う内容となっている。所要時間約10分。集まった寄付金は「常総市鬼怒川水害義援金」に充てる。
占い時間は、木曜=14時~19時。