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大泉学園で子どもたちのアート作品展示 地元アトリエが企画

会場入り口に展示された子どもたちの等身大の自画像作品

会場入り口に展示された子どもたちの等身大の自画像作品

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 大泉学園ゆめりあギャラリー(練馬区東大泉1)で10月10日~12日、「こどもアトリエ」(練馬区大泉学園町3、TEL 03-3921-1588)の展覧会「アトリエ・フェスタ」が行われた。

鮮魚店で買った魚を描いた作品

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 子どもたちの個性を引き出すことを目的に幼児~小学生を対象に指導する同アトリエ。15年前に練馬に転居してきた川崎恵子さんが区民館などの施設を使って活動を始めた。もともとは25年以上前、幼稚園に勤めていた川崎さんが担任する子どもたちの絵が面白いと話題になり、「アトリエを開いてほしい」と保護者からの依頼で始めたことがきっかけ。

 同イベントは2年に1回開く発表会で、区内の牧場「小泉牧場」(大泉学園町2)での写生作品や和紙に描いた作品、ステンドグラスなどこの期間に制作した作品を展示し、子どもたちも楽しみにするイベントになっているという。

 会場入り口には、縦約2メートル、横約9メートルもの作品を展示。子どもたちの等身大の自画像を描いたもので、紙の上に子どもが寝転んで、ほかの子どもが輪郭を描き、自分で顔と好きな服を描いて仕上げた。「自分一人では作れない作品を別の子と協力しながら制作することも体験できた作品。好きな服を着られるということで、サッカーのユニホームやヒールを履いた子などもいて皆楽しみながら制作した」と川崎さん。

 「描くこと、作ることを楽しもう」「さまざまな材料を体験しよう」「異年齢の友達との関わりも育んでいこう」をコンセプトに、絵画のほか、粘土、木工、パズル制作、食器の絵付けなど幅広く教えている川崎さん。「絵が得意という子どもだけでなく、苦手だったという子どもも多く在籍している。ぜひ気軽に見学に来てもらえれば」とも。

 レッスンは月2回、南大泉地区区民館で第1・第3土曜日、西大泉地区区民館で第1・第3木曜日に開いている。

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