石神井庁舎(練馬区石神井町3)で3月12日、江古田ミツバチ・プロジェクトの蜂蜜スイーツ優秀作品発表会「練馬発ミツバチと洋菓子の物語」が開かれる。
同プロジェクトでは、昨年12月から今年1月にかけて、区民から「練馬産蜂蜜」と「練馬の特産品」を合わせた、練馬の特色ある蜂蜜スイーツ案を公募した。今回、応募した蜂蜜スイーツから優秀作品を表彰し、商品化候補作品を試食するほか、ハチにまつわる講演を行う。
第一部では、NPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」の副理事長・田中淳夫さんを招き、養蜂を通じて「どのように地域活性や環境啓発事業を展開してきたのか」の講演を行う。
第二部では、応募のあった蜂蜜スイーツ案全41点の中から、優秀作品7点を発表・表彰するほか、ホテルカデンツァ光が丘(高松5)のパティシエが作成した蜂蜜スイーツの試食会を開く。
同プロジェクトは2010年3月、地元商店街、環境団体、学生で活動をスタート。環境指標動物であるミツバチの飼育によって環境問題を考えるため、区内の武蔵大学の校舎でミツバチの飼育を始めた。以来、地域の活性化を目指し、ハチミツを使ったスイーツ作りなどにも取り組んでいる。2011年、オール東京62市区町村「環境活動コンテスト」で、地域の商店街と連携した取り組みで優秀賞を受賞。昨年4月から、ミツバチの受粉活動を通じたブルーベリーの育成などにも力を注いでいる。
開催時間は14時~16時。入場無料。定員は先着100人。