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練馬区内の桜が見頃 今週末がピークか

牧野記念庭園のセンダイヤ

牧野記念庭園のセンダイヤ

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 石神井公園、光が丘公園、石神井川、大泉学園通り、千川通り、としまえんなど、練馬区内の桜の名所で桜が満開となり、見頃を迎えている。

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 それぞれの花見スポットでは、場所取りにいそしむ人や地域住民らがシートを広げ弁当や酒を楽しむ様子が多く見られた。

 牧野記念庭園(練馬区東大泉6)では珍しい桜類が次々に開花し、訪れる人々を楽しませている。中でもセンダイヤは高知県高知市内の仙台屋という店の前にあったもので、牧野博士が命名した。

 センダイヤはヤマザクラの栽培品種で、開花期はソメイヨシノよりもやや遅く、花は淡紅紫色(たんこうししょく)で先端とふちの色がやや濃いのが特徴。成木は日本では数少なく、親木は既に枯死している。同園にあるセンダイヤは国内で一番の大木とされていることから、庭園のシンボルとなっている。見頃は4月7日ごろまでという。

 ほかにもソメイヨシノ、マナヅルザクラ、ミシマザクラ、ウスガサネオオシマ、牧野博士が命名したワカキノサクラなども見頃を迎えており、さまざまな種類の桜が楽しめる。「これからはヤマザクラ、その後にヤエザクラの季節になり、次々と桜の開花が楽しめる」と同園園芸相談員。

 開園時間は9時~17時。火曜休園(祝日の場合は翌平日)。入園無料。

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