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練馬区の人口が72万人突破 自然と住環境でファミリー層に人気

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 練馬区の登録人口が3月25日、72万27人となり、初めて72万人を突破した。登録人口は、住民基本台帳に登録された人口(外国人を含む)。

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 この人口は、東京都内では世田谷区に次いで2番目、全国でも19番目に多い都市(2015年10月現在)となる。

 練馬区は1947(昭和22)年に板橋区から独立し、特別区23番目の区として誕生。当時の人口は約11万人。人口増加は昭和30年代前半~40年代半ばにかけての高度経済成長期に著しく、毎年2~3万人の増加で推移した。1978(昭和53)年~1981(同56)年、わずかに人口が減少した時期もあったが、1986(同61)年、光が丘地区などの開発に伴い約1万1000人増加し、都内でも際立って大きい伸びを示した。その後も人口は増加し続け、2008年4月に登録人口70万人、2013年4月には登録人口71万人に到達した。

 近年、子育て世代などの都心回帰が進み、東京都心の自治体の人口が増加。同区は都心への交通アクセスがよく、東京の魅力を享受しながら農地や樹林・公園など多彩な緑に包まれた暮らしを営むことができる。その住環境の良さからファミリー層に人気で、戦後ほぼ一貫して人口の増加が続いているという。

 区では「今後も区の可能性を最大限花開かせ、豊かで美しく後世に誇れる街を目指す。緑をさらに増やし、道路や公共交通など都市インフラを整備して、子どもからお年寄りまで区民の皆さまが心豊かに暮らせる魅力的な街づくりを進めていく」としている。

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