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練馬で「がん」パネル展 区職員の体験談を紹介

パネルの一部

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 練馬区役所本庁舎2階通路などで8月31日、パネル展「がんになったひとが実践していること、伝えたいこと~“がんになって、いま、わたしたちが思うこと”」が開かれる。そのほかの会場は、光が丘図書館、南田中図書館、保健相談所(6カ所)。

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 がんは日本での死亡原因の1位だが、区内のがん検診受診率は最も高い数値で24.4%(大腸がん40歳以上。対象人口率でみる受診率)で、国が目標としている「がん検診受診率50%」には到達していないのが現状という(2015年度)。未受診の理由としては、「おっくう」が一番多く、次いで「健康なので必要がない」となっている(2014年練馬区健康実態調査より)。

 同展では、がんの治療を受けた区職員5人の体験談として、がん告知を受けた時の心境や、現在の思いなどをパネルで紹介。がんは誰でもかかる可能性があることや、早期発見・早期治療の大切さを、検診について紹介するパネルとともに伝える内容となっている。

 「自分や家族のことに置き換えて読んでいただき、がんについて考えるきっかけになってもらえれば」と区担当者。

 展示時間は8時45分~20時(初日は正午から、最終日は正午まで)。同16日まで。展示時間・実施期間は施設により異なる。

 関連イベントとして同22日、国立がんセンターがん予防検診研究センターの検診研究部長・斉藤博さんを講師に招き、がん検診の活用方法についての講演会を行うほか、健康運動指導士の加藤有里さんが健康づくりに役立つ正しい姿勢を紹介する。定員200人(先着順)。参加無料(事前申し込みが必要)。

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