練馬区役所で2月5日、「照姫まつり」のオーディションが行われ、今年の主役三役、照姫・豊島泰経(としまやすつね)・奥方役が決定した。
30代目照姫は、12人の候補者の中からスピーチや演技などの審査を経て、区内在住高校 2年生、木下綾乃さんが選ばれた。木下さんは「見に来てくれるみなさんに喜んでもらえるような演技をしたい」と意気込む。豊島泰経役には、橋坂一樹さん、奥方役には、佐藤亜希子さんが選ばれた。
同祭りは石神井公園で1988(昭和63)年から続く、室町時代の石神井城主・豊島泰経とその娘、照姫にまつわる祭り。見どころは、豪華な衣装をまとった照姫やよろい姿の武者ら約100人が公園周辺を練り歩く時代行列のほか、同公園内野外ステージで行う出陣式など。
4月23日、石神井公園とその周辺で開催する。