西武池袋線・石神井公園駅中央口改札前で3月18日、「SEIBU Green Marche(西武グリーンマルシェ)」が開かれ、多くの来場者でにぎわった。
西武鉄道と練馬区が協力して開いた同イベント。同社広報担当者は「駅前で自治体と組んでマルシェを行うのは初めて。多くの来場者で驚いている」と話す。
当日は練馬区産のイチゴやトマトなどの農産物、植物、ワイン、パン、焼き菓子などのほか、狭山産のお茶や野菜も販売。早々に売り切れる商品や追加入荷に慌ただしくなる生産者、区内でイチゴや蜂蜜、ワインを生産していることを初めて知った来場者が珍しそうに眺める様子も見られた。
同区・板橋区の農業後継者組織「樹木(みき)の会」で参加していた生産者・本橋朋和さんは「マルシェでは、直接お客さまに商品の細かな説明やこだわりを説明できるほか、逆にお客さまからは『商品をこのように料理した』などの意見を聞けるので役に立っている」と話す。
次回開催は6月を予定し、今後も継続的に開催していくという。