都立石神井公園周辺で4月23日、照姫まつり」が開催される。
石神井に伝わる照姫伝説にちなんだ同祭りは今年で30回目。
最大の見どころは、主役三役と呼ばれる照姫、豊島泰経(やすつね)、奥方を中心に、華やかな衣装を身にまとった姫や勇ましい鎧(よろい)姿の武者などで構成する約100人の時代行列。
今年の30代目照姫役は、区内在住の高校生・木下綾乃さん。豊島泰経役は橋坂一樹さん、奥方役は佐藤亜希子さんがそれぞれ務める。
今年は練馬区独立70周年を記念して、新たに幕末の砲術家・高島秋帆(しゅうはん)ゆかりの鉄砲隊による演武、練馬地域が徳川将軍の鷹場(たかば)だったことにちなんで、鷹匠(たかじょう)による鷹狩、地元の太鼓保存会演奏などが行われる。
時代行列は12時から同公園野外ステージで出陣式を行った後、13時10分に中之島の対岸から出発。石神井公園駅周辺へ向かう。14時5分に同駅会場を出発し再び中之島の対岸まで戻る。14時55分に出発し野外ステージまで帰還するコースを練り歩く。その後帰還式を行う。
同祭開催に伴い駅周辺では9時~17時、交通規制を行う。同駅南口のバス停留所は同園駐車場に移転する。
開催時間は10時~15時30分。小雨決行。