練馬を中心に活動するシンガー・ソングライター谷修さんが宮城県亘理町の観光親善大使として現在、同町のPR活動に力を入れている。
谷修さんは「練馬を歌う」をキャッチコピーに、練馬を舞台にした歌を多く制作している。2011年の東日本大震災後はチャリティーCDを販売し、各災害地でボランティア活動を行った。谷修さんが同町を訪れたのは2012年5月。「縁あって、現地の人と知り合うことになった」といい、以来毎月同町に足を運んでいる。
テニスラケットの寄付、イベントや舞台公演、亘理をテーマにした歌の制作などのほか、亘理町で自ら買い付け東京で物産展も開いている。活動を続け5年目となる今年2月、同町商工観光課から「観光親善大使」に任命された。
谷修さんは「任命を受けたときはピンと来なかったが、これまでの活動が認められ、練馬や亘理で関わっている人たちが喜んでくれるのではと思った。今後はよりアクティブに活動を続けていけると思い、うれしかった」と話す。
亘理町の魅力について、「山、海、川と自然に囲まれ、季節ごとの食を楽しめること」を挙げ、「亘理を知ってもらい、亘理に来てもらえるよう協力したい」と意気込む。
5月20日にはギャラリー古藤(練馬区栄町)でライブ&亘理町物産展を行う。14時30分と18時30分の2回公演。料金は2,500円(亘理のイチゴ1パック付き)。物産展はライブ来場者が対象。