練馬区役所で8月21日、「小学生ユニバーサルデザイン体験教室」が開かれた。
小学生が身近な段差などを体験し、障がいのある人たちとの話を通じることで、街の中にあるバリアなどへの興味関心を高め、多様な人に対する理解を促進することを目的に開かれた同講座。
この日、参加したのは小学3年~6年生の児童約50人。講師として参加した高齢者、障がい者、子育て中の人たちと一緒に買い物体験などを通して、身近なバリアや生活の工夫を体験した。
参加した男子小学生児童は「目が見えない人、耳が聞こえない人などの生活を知ることができた。困っている人がいたら積極的にサポートしたい」と話し、講師として参加した区民は「私たちの日常生活の様子を子どたちに伝えられて良かった。今回の体験をきっかけに、社会の中で役立ててもらえれば」と期待を込めた。