練馬区立泉橋戸公園(練馬区大泉町2)内の水田で10月11日・12日、近隣の小学校3校の5年生が稲の収穫を体験した。
水田は、「橋戸田んぼ」として親しまれた田園風景の復元を望んだ周辺の小学校や地域団体の強い要望を受けて区が整備したもので、管理運営は地域団体の「橋戸水田自主管理会」が行っている。
稲は今年6月に児童らが苗を植え育ったもので、同管理会の担当者から説明を受けた後、鎌を手にして稲刈りを行った。児童たちは「思っていたよりも簡単に刈り取れた」「楽しいからもっとやりたい」などと話していた。
同管理会の杉本副会長は「今年は夏の雨が多く日照不足となり心配していた。子どもたちが喜んで稲刈りをする様子を見られてうれしい」と話した。
収穫した稲は脱穀・精米し、調理実習や収穫祭で味わう予定。