練馬区立大泉西中学校で4月11日、正面玄関横に「木漏れ日GARDEN」が新設される。
3月で旧校舎の解体が終了し今月から、新校舎の建設が始まった同校。新校舎建設に先駆け、生徒が主体となって誰もがくつろげる憩いの場「木漏れ日GARDEN」を新設した。
自分たちの学校をより良くしていくことで愛校心を高め、校舎改築で切り倒した桜の木を再利用し、大泉西中の伝統を受け継いでいく意識を持つことを目的とする。
同施設のレイアウトと名称は全校生徒から募集し決定した。設置する桜の木のベンチは解体業者の協力を得て生徒が製作し、プランターに植える花のアレンジは保護者・地域の方に依頼し地域全体で木漏れ日GARDENの新設に取り組んだ。
生徒会長の相澤郁花(ふみか)さんは「私たちが学校改築に直接関われたことは本当にうれしい。心安らぐ息抜きの場として、桜のベンチとともに長年愛される場所にしていきたい」と話す。
当日は在校生や関係者に向けてお披露目会を行う。開始時間は15時から10分程度。