練馬区内にある公立小中学校で6月19日、練馬産キャベツを使った学校給食が提供された。
学校給食を通じ、都内1位の生産量を誇る練馬産キャベツを子どもたちにを食べてもらうことで、地元の特産品を知ってもらう食育の推進が目的の同企画。区内全98校で、当日早朝に収穫したキャベツ計3900キロが使われた(うち9校は6月12日に実施)。
豊玉第二中学校ではメンチカツに添えて提供された。同校の栄養教諭は「地場産物の野菜を全校一斉に出せるのは練馬区ならではだと思う。学校給食に地場産野菜を出すことは、食事を楽しみながら『生きた教材』として活用できるすばらしい取り組み」と話す。生徒たちは「シャキシャキしていておいしい。普段苦手なキャベツも給食になるといっぱい食べられる」と笑顔を見せていた。
給食献立はこのほか、玉ねぎの代わりにキャベツを使ったミートローフ、スープ煮などが提供された。