練馬区立大泉橋戸公園内の水田で10月21日・23日・24日、地元小学校3校の5年生児童たちが稲の収穫作業を体験した。
水田は、かつて「橋戸田んぼ」として親しまれた田園風景の復元を望む周辺の小学校や地域団体の声を受けて区が整備したもので、管理運営は地域団体「橋戸水田自主管理会」が行っている。
参加したのは、大泉第一小学校、大泉北小学校、橋戸小学校の児童で、今年6月に自分たちで植えた稲を収穫。児童たちは、「稲を刈るのは固くて難しかった」「ザクっと切れて面白い」などと話していた。
除草、ネット張り、毎日の水量調整を行ってきた同会の篠崎利光会長は「今年は7月に雨が続いたため日照不足となり、生育が遅れ稲刈りの時期が例年より遅くなってしまった。大きな台風にも見舞われたが、無事に収穫を迎えることができてホッとしている。子どもたちにも喜んでもらえてうれしい」と話した。
収穫したコメは、調理実習や収穫祭で味わう予定。